皆さん、こんにちは。こんばんは。
元気でお過ごしですか?
今回は白く短い刺を纏う’’コピアポア・シネラケンス Copiapoa cinerascens竜牙玉 ”についてまとめました。
シネラスケンスの魅力は、なんと言っても、竜の牙のような白く短い美しい刺です。また、形も丸く扁平に育つので、フォルムもとてもかっこいいです。
個人的に大好きなCopiなので、いろいろなタイプを集めています。それもあって、僕のStoreがシネラスケンスを一番多く取り扱っていると思います。
では、早速、見てみましょう!
▽これは実生のシネラスケンスで、この大きさでも15年程経ってます。
▽これは同じ実生で締めて造ったタイプで、より扁平でワイルドです。現地球のカキコにも匹敵する勇姿です。下に現地球カキコと比べてみて下さい。
▽こちらが現地球のカキコ(小)
▽これは山木のヘッドの胴切りしたもの。やはり現地球の刺は刺座の詰まりが半端ないです。
シネラスケンスはコピアポアの中でも最も古い種の一つで、1845年にSalm Dyckさんに記述されたようです。(生息地域などを考慮すると100%ではないらしいですが...)
生息地での彼らは、体色は緑がかった灰色 ですが、古い株やストレスを受けた株では、ほぼ純粋な灰色になるようです。あのシルバーが燻銀でカッコいいですよね。
しかし、そのストレスと言ったら相当なものです。ストレスで肌の色が変わってしまうんですからね。僕らもストレスで調子悪くなりますよね。パワハラ、セクハラ、モラハラ、スモハラ、ジタハラ、ジェンハラ....(ありすぎ😅だし、特にジタハラとか凄い)
特に風が強い場所に面した彼らは一部枯れていたり、特に標 高の低い場所で、長い間ストレスを受けてきた多くは、頭だけ生きていて、 根系をつなぐ維管束の細い首だけが残っている強者もいるようです。つまり、キノコみたいな状態です。まさに鬼神。
下の写真は、アーティストの佐野馨さんの捉えたコルムナアルバの魂の一枚。
彼らは、群生を形成していて、黄色い美しい花を咲かせます。地中に大きな塊根を持っているので、仮に植木鉢に植えようとしたならば、十分なスペースが必要のようです。もっとも、現実的にはそのようなことはもうないと思いますが....
また、 C. serpentisulcata(セルペンティスルカータ)’’にとてもよく似ていて、彼らは、自生地では一緒に生育していて、ほとんどの場合が、柔らか い砂や砂利の中の岩の根元に生育しているようです。
柔らかい砂というのは意外ですよね。
昔は日本でも砂などで栽培していた時代もあったようですが、これはやめたほうが良いですね。水はけを重視した普通のサボテン用の土をオススメします。
▽ちなみに、こちらがセルペンティスルカータです。これは昔に輸入された現地球のカキコです。
▽こちらは自生地でのセルペンティスルカータ。
この写真だけ見ると似てはいないですが、どちらも棘がやや短く、白刺の本数は七本くらいでしょうか。やっぱりどちらもカッコいいですね。自生地では見分けがつかなそうですね。
このセルペンティスルカータもいつかBlogにまとめてみますね。
いかがでしたか?
Copiapoa Loverであれば、是非栽培して欲しいめちゃくちゃカッコ良いオススメのCopiです!
ではまた、お会いしましょう!
Stay hungry. Stay cactus Foolish.